福岡県の最北部にある北九州市は、
本州と九州を結ぶ玄関口として昔から栄えてきました。
かつては貿易港で異文化の名残りの街並みがあるスポットや製鉄所が発展を支えていて、
その名残で観光地となっているスポットなど。
北九州でオススメの大人の遊び場をご紹介していきます。
【門司港レトロ】北九州市門司区港町
福岡県北部の関門海峡に面した北九州市ある観光の街、門司港レトロ。
明治から大正にかけて造られた建物が立ち並んでいます。
どこか懐かしさを感じるレトロな佇まいは
「国指定重要文化財」にも指定されています。
まるで海沿いの異国に来たかのような感覚を味わえます。
《大正時代の姿に復元された門司港駅》
木造二階建ての駅舎はネオルネサンス様式といい、
左右対称の造りが特徴的で「門」を表現しているとも言われています。
今も現役で活躍する九州鉄道の起点を表す
「0哩(ゼロマイル)標」、「帰り水」、「幸運の手水鉢」等、歴史のエピソードに飾られた見所が満載。
また駅舎の横には、関門連絡船就航当時に駅から桟橋までの約100mを結んでいた
「関門連絡船通路跡」が残されています。
《門司港の繁栄を物語る料亭・三宜楼》
昭和6年に建てられた三宜楼は、
木造3階建てで、現存する料亭の建屋としては九州最大級。
一階では「三宜楼茶寮produced by 春帆楼」が営業しており、お食事も楽しめます。
《門司港レトロ展望室》
日本を代表する建築家・黒川紀章氏が設計した高層マンション『レトロハイマート』の31階にあります。
夜景も見ることができ恋人たちのデートスポットとしても人気。
関門海峡や門司港レトロの街並みを見渡せる絶景ポイントです。
《ブルーウィングもじ》
全国で最大級の歩行者専用のはね橋です。
北九州の「恋人の聖地」に認定されています。
関門海峡、関門大橋を見渡せる場所に架かっており、
恋人たちの架け橋として人気でカップルで渡ると幸せになれると言われています。
夕暮れには橋がライトアップされ、幻想的な景色を見ることができます。
《その他として》
関門海峡を行き交う船やはね橋を一望できる3階展望室のある「旧門司税関」
鉄道のテーマパークの「九州鉄道記念館」
レンガ調の外観が特徴の美術館「出光美術館 (門司)」
関門海峡の過去・現在を五感で感じられるミュージアム「関門海峡ミュージアム」などがあります。
【北九州市漫画ミュージアム】
北九州市漫画ミュージアムは、感染拡大防止のため臨時休館しておりますが、6月21日(月)から通常営業を再開いたします。皆さまのご来館をスタッフ一同心よりお待ちしております。
※当館の感染防止対策及びイベント情報は、公式HPからご確認ください。(https://t.co/w9u92LNBwa) pic.twitter.com/l4XYuDqbYI— 北九州市漫画ミュージアム KITAKYUSHU MANGA MUSEUM (@ktqmm) June 18, 2021
北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるCity5・6階
JR小倉駅新幹線口のポップカルチャーの複合ビル「あるあるCity」の5・6階にあります。
地元ゆかりの漫画家やその作品を中心に、幅広く漫画の魅力を紹介しています。
漫画の歴史や仕組みが学べるコーナーや、
約5万冊の漫画を自由に読むことができる人気の「閲覧(よむ)ゾーン」があります。
時期ごとに漫画やアニメなどに関する様々な企画展も開催しています。
【皿倉山展望台(夜景)】
皿倉山行ってきた pic.twitter.com/4uG59VoGOA
— オルタ(バイク、その他垢) (@rainhazard1) June 13, 2021
北九州市八幡東区尾倉
「100億ドルの夜景」と呼ばれ「新日本三大夜景」の1つとして認定。
(※”北九州市八幡東区 公式HP”参照)
標高622mの高さを誇る展望台からは北九州市内を一望でき
天気の良い日は関門橋・下関市方面まで望むことができます。
夜景だけでなく昼間ならではの開放感溢れる
美しい景観を見に多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。
展望台へはケーブルカーやスロープカーを利用して登ることができます。
展望台にはレストランが併設されており、
夜景を眺めながら食事を楽しむこともできます。
平日は夜間運営がされていないので、訪れる際には要注意。
【高塔山公園】
北九州市若松区大字修多羅
北九州の工場夜景を満喫できる観光スポットです。
紫陽花などの四季折々の花々でも楽しめる高塔山は
山頂の展望台から眺める夜景の美しさがこちらも人気の観光スポット。
展望台から見渡す北九州の工場夜景はとても美しく迫力があります。
高塔山から眺める景色は「日本夜景遺産」に認定されるほどの美しさです。
(※”日本夜景遺産 公式HP”参照)
展望台からは夜、赤くライトアップされ存在感を放つ若戸大橋や
皿倉山を眺めることもでき、幻想的な景色を作り出します。
【藍島(あいのしま)】
北九州市小倉北区藍島
「北九州の猫の島」として知られている島は、
「藍島(あいのしま)」と呼ばれる離島。
小倉からフェリーに乗って行くことができ、所要時間は片道約35分ほど。
気軽に離島へと遊びに行けるおすすめの観光スポットです。
たくさんの猫に会える島として話題になり、
多くの猫好き観光客がこの地を訪れるようになりました。
島に上陸した途端に、猫がお出迎えしてくれます。
島全体が猫カフェのような”猫島”は猫好きには、一度は訪れてもらいたい観光スポットです。
(まとめ)
政令指定都市である北九州市は歴史を感じられる観光スポット、
ミュージアム、絶景や自然を感じられるスポットがたくさん。
ぜひ九州の玄関口の北九州をお楽しみください。